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6年修学旅行(2日目)

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 修学旅行2日目の朝を迎えました。夜の間、体調を崩す子もなく、みんな元気です。友だちと一緒に部屋で過ごした時間も素敵な思い出になったことでしょう。天候は?!晴れ!とてもよい天気になりました。みんなでスッキリ起床して、布団やシーツ、荷物の片付けも協力してしっかりがんばりました。
 そして、おいしい朝食をもりもりいただきます。お腹いっぱい、エネルギーいっぱいです。
 朝8時20分、元気にホテルを出発。修学旅行が楽しく安心して進められるようにたくさんの心遣いをしてくださったホテルの方々。「ありがとうございました!」みんなで感謝の気持ちを伝えました。ホテルの方が子どもたちの姿が見えなくなるまで見送ってくださっています。みんなで元気に大きく手を振りました。
 二社一寺は歩いて少し行ったところです。はじめに輪王寺三仏堂へ。見上げると三体の仏様が目の前に。座った姿勢の木造の仏像としては日本最大級の大きさです。三体の大きな仏様に見つめられ、子どもたちも自然と厳かな気持ちの様子です。「仏様は命を育み、世の平和と人々の心の安寧を願っています。」ガイドさんのお話を声も出さず静かに聞いている子どもたちのやさしい穏やかな表情がとても素敵でした。
 次は日光東照宮。三猿、陽明門、眠り猫、鳴龍など、たくさん見学して回りました。ガイドさんがとても丁寧に楽しく分かりやすく説明してくださいました。「へぇー」「おー」「すごっ」「そーなんだ」「あっ、ほんとだ!」うなずいたり、顔を見合わせたり、熱心に聞き入ったり、学び知る感動がキラキラした目に感じられました。奥社(家康の墓)への長い階段も足取りしっかり、手を引いたり背中を押してあげたり、みんなで協力し合いながら登っていきます。「やったぁ!登りきったぁ!」みんなでゴール!
 そして、二荒山神社。3回投げて一度でも入ると良運という輪投げあります。これが子どもたちに大人気コーナーになりました。でも、結構難しくてなかなか入りません。みんなで歓声をあげながら挑戦!「あーおしい!」「ナイス!」みんなの笑顔があふれます。輪投げは入らなくても、その笑顔がたくさんの良運を呼びますね。
 それから大猷院。ここもたくさんの階段と門があります。それでも子どもたちはまだまだ元気です。ここでも子どもたちがお互いを大切にし合う素敵な姿がたくさんありました。声を掛け合い、手を取り合いみんなで登りました。
 この日と前日、東照宮では年に一度の例大祭が行われていました。そのため、かなり人出が多かったのですが、大猷院からお昼ごはんを食べる休憩店に向かう途中、ちょうど例大祭のメインイベント「百物揃千人武者行列(ひゃくものぞろいせんにんむしゃぎょうれつ)」が始まりました。馬に乗った騎馬武者を先頭に総勢1200人ほどの武者たちが、鎧武者・鎗持ち姿などで練り歩き行進していきます。「おー」「すごい」勇壮なその姿にみんな声を出すのも忘れて見入っていました。
 休憩店に行ってカツカレーをいただきました。「うまっ!」「おいしー!」たくさん歩いたのでお腹もペコペコ。あっという間に食べてしまいました。
 お土産を買って日光駅へ。子どもたちを乗せた修学旅行専用列車は定刻通り横須賀に向かって動き出しました。一泊二日を過ごした日光ともお別れです。「バイバイ日光!」「ありがとう!」窓の外の景色を見ながら話す子どもたち。「でも、電車の中も楽しいんだよな」笑顔で話す子どもたち。楽しい時間はまだまだ続いています。
 帰りの列車も子どもたちの楽しい時間と仲間の輪があふれています。この列車は、まるでたくさんの思い出を胸いっぱいに詰め込んだ子どもたちを大切に包んで運ぶ宝箱のようです。
 窓の外の景色が流れ、少しずつ横須賀が近づいてきます。列車は東京駅を過ぎました。「もっと修学旅行やりたぁい」まだまだ修学旅行を終わりにしたくない子どもたち。帰りの列車でも、みんなで楽しもうという気持ちででいっぱいです。

 修学旅行スローガン「みんなにこにこ楽しく日光 笑顔で挑戦Let's go!」を胸に、クラスの仲間と同じ時間を、同じ場所で、同じ気持ちで過ごした子どもたち。子どもたちはどんな時もどんな場面でも、みんなで楽しもうという気持ちいっぱいに元気に過ごしました。お互いを大切に思い合う本当に素晴らしい子どもたちです。心の中には、これから先もずっとお互いに語り合える最高の思い出がいっぱいになったことと思います。そして、また一段と絆を深めた子どもたちです。これからも仲間とともにますます活躍してくれることと思います。ご家庭の皆様におかれましては、修学旅行の実施に多大なご理解とご協力をいただき、本当にありがとうございました。

公開日:2025年11月20日 15:00:00